アフリカ、マラウイにある街「リウォンデ(Liwonde)」をご存じでしょうか?
たぶん一番有名なのはリウォンデ国立公園で、色々な動物が見る事ができます。
マラウイの「リウォンデ(Liwonde)」について書いてみたいと思います。
私のマラウイ生活で得た個人的な経験ベースでお伝えします。
アフリカ、マラウイの「リウォンデ(Liwonde)」とはどんなところ?
マラウイ国内で10番目に大きな街と言われています。
人口は2018年度の統計で38,000人ほどなので、現在は40,000人近く住んでいるのではないでしょうか。
何と言っても一番の特徴は「リウォンデ国立公園」だと思います。
残念ながら私は訪れたことがありませんので詳しく紹介できませんが、人によってはマラウイ国内で一番良い国立公園だという人もいます。
カバがたくさんいるイメージです。
国立公園はリウォンデの街から少し離れたところにあるのですが、観光地ではあるものの、街の中で歩いている外国人を見かけることはほとんどありません。
たまに大きな四駆に乗った外国人の団体を見つけるくらいでしょうか。
観光地となっているリウォンデ国立公園があるので、公園内や講演周辺にはロッジがたくさんあります。
私はいつも安い宿にしか泊まりませんので詳細はわかりませんが、見るからに高級なロッジがたくさんあるので観光客が利用しているのだと思います。
リウォンデだと、私の知る限りで安くて一泊ダブル部屋でMK9,000~MK10,000(約1,290円~1,435円<2020年1月レート>)ほどです。
ロッジと一緒に併設のレストランも含めて飲食店も、街の規模の割に多い方だと思います。
リウォンデの街の特徴のもう一つは「シレ川(Shire River)」と「リウォンデ・バラージ(Liwonde Barrage)」でしょうか。
シレ川はマラウイ湖から流れ出るマラウイで一番水量のある川で、南部エリアの水源となっています。
バラージは、一見すると橋なのですが、このバラージを利用して川の水量をコントロールしているそうです。
この街中のバラージあたりからもカバが見られることがあるそうです。
これは私のイメージだけの可能性もありますが、観光地ということもあり、外国人に対しての売り込みがマラウイの国内では結構激しめだと思います。
私は毎回ミニバスでリウォンデへ向かうのですが、ミニバスを降りるとたくさんのマラウイ人に結構しつこく「どこに行くんだ?」とタクシーや自転車のドライバーに聞かれます。
私はもう慣れましたし、逆に活気があって好きなのですが、初めて訪れた場合は少々驚くかもしれませんね。
マラウイのタクシーとカバザについてはこちらの記事を参考にしてみてください。
リウォンデの特徴の一つに列車(ディーゼル)も挙げられると思います。
国内で数少ない列車の駅がある街の一つとなっており、物流拠点にもなっているそうです。
このようなリウォンデですが、この街はどこにあるのでしょうか?
アフリカ、マラウイの「リウォンデ(Liwonde)」はどこにある?
マチンガ県の中心となる街になります。
首都リロングウェから南東に230km、ブランタイヤから北に120kmあたりにあります。
リウォンデから北部はマラウイ湖観光の中心であるマンゴチ県、南部は旧首都のゾンバと国内第二の都市ブランタイヤ、東部に行くとモザンビークへ出られるということで交通のハブ地点にもなっています。
これはマラウイ湖周辺の特徴なのですが、マラウイ湖周辺は湿度が高く、一年中気温が高いです。
マラウイ湖の南端エリアで言うと、リウォンデあたりからこの特徴が出てきていて、結構蒸し暑いです。
扇風機が無いと寝苦しいですね(暑い地域のロッジに泊まる時は扇風機が動くか必ず確認してます)。
リウォンデのメインマーケット、ミニバスステージ、タクシー、カバザ、リウォンデ・バラージなどの位置はこんな感じです。
東西南北からの交通の集まる場所なのですが、実際にリウォンデに行くにはどのような方法があるのでしょうか?
アフリカ、マラウイの「リウォンデ(Liwonde)」に行く方法
自分の車でリウォンデに行く
リウォンデの北と南から向かう場合は、M3を走っていくとリウォンデの市街地を見つけられます。
北部から来た場合はリウォンデ・バラージが目印になりますし、南部から来た場合はバスステージの向いにあるペトローダ(Petroda)のガソリンスタンドが目印になります。
街に近づくとロッジの看板をいくつかM3沿いに見る事ができるので、場所を見失うことはないと思います。
ミニバス・シェアタクシーでリウォンデに行く
リロングウェからだミニバスかシェアタクシーの場合は、私はリロングウェからミニバス・シェアタクシーでリウォンデに行ったことがないので詳しい乗り換えがわからないのですが、リロングウェ→デッザ(Dedza)→ンチェウ(Ntcheu)→バラカ(Balaka)→リウォンデという感じでM1とM8を利用していけるそうです。
5~6時間はかかるのではないでしょうか。
料金はMK8,000~9,000(約1,150円~1,290円)ほどだと思います。
リウォンデの北にある観光地モンキーベイ(Monkey Bay)やマンゴチ(Mangochi)からミニバス・シェアタクシーで行くこともできます。
モンキーベイ→マンゴチが1.5時間ほどでMK2,000(約287円)ほどだったと思います(記憶がさだかでないです…)。
マンゴチからリウォンデが2時間ほどでMK5,000(約574円)くらいだったと思います(記憶が…)。
ちなみにモンキーベイからの場合、マンゴチのラウンドアバウトでリウォンデ行きのミニバスに乗り換えることになることが多いと思います。
マンゴチもかなり活気のある場所で、客引きがかなり激しいです笑
ブランタイヤ方面から行く場合は、リンビ(Limbe)からゾンバ(Zomba)を通過してリウォンデに入ります。
2.5時間ほどで、MK4,000~MK5,000(約574円~717円)くらいだったと思います。
リンビにあるリウォンデ方面へ行くミニバス・シェアタクシーは以下の場所から出ています。
ミニバスの行先としては、「リウォンデ行き」はあまりなく、「マンゴチ行き」か「モンキーベイ行き」のミニバスに乗ることになるので、乗り込む時は「リウォンデへ行きたい」と言えばどれに乗ったらいいか教えてくれます。
値段もリウォンデで降りる場合とマンゴチ・モンキーベイで降りる場合で値段が違う可能性があるので、リウォンデに行く旨を伝えておいた方がいいです。
ミニバスの乗り方についてはこちらの記事を参考にしてみてください。
ちなみに、リウォンデに着いてからの移動ですが、カバザ・タクシーがたくさんいますので移動は特に問題ないと思います。
私はカバザを利用するのが好きなのでカバザによく乗りますが、カバザでもリウォンデ国立公園まで連れて行ってくれるそうです(まぁまぁ距離ありますが…)。
まとめ
リウォンデはマラウイ国内有数の国立公園を擁する人気の観光地となっています。
国内では比較的行きやすい場所にありますし、活気があって個人的には好きな街です。
しかし、いつも暑いですね笑
もしマラウイ国内を観光で回る際には、リウォンデ国立公園を候補に入れてみてください。
コメント