自衛隊の中東派遣は危険?

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アメリカ・イラン間の緊張が高まる中、海上自衛隊の中東派遣が開始されました。地上波テレビや戦争反対論者、野党議員から「自衛隊の中東派遣は危険なのでやめるべき」との声が上がってきています。

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今中東は本当に危険なのか?

当然ながらある程度危険だとは思います。危険だからこそ派遣されるわけですし、平和ならわざわざ派遣する必要ないですよね。今外務省関係者は中東諸国への滞在を制限されていますし、中東で活動するNGOで一時的に引き上げてきている団体もあるようです。
昨年は日本船舶への攻撃もありましたね。

中東は日本エネルギーの生命線

日本の石油の90%が中東から輸入されています。この危険な場所から毎日日本のタンカーが私達の生活の為に多くの石油を運んできます。石油は自動車のガソリンはもちろん、工場でも使用されますし、発電にも利用され、経済を支える重要な資源となっています。当然ながら石油無しでは私達の経済活動はままなりません。
そんな重要な石油の9割がこの危険な状況の中、中東から毎日運ばれてきているんですね。

自衛隊派遣に反対する理由

派遣に反対する方々がテレビを中心に、左派の方々が声を上げています。派遣が反対だという方々は、日本の重要なエネルギーである石油を運んでいるタンカーについてはどう考えているのでしょうか。アメリカに守ってもらえばいい、と考えているのでしょうか。少なくともトランプさんは「俺たちが日本を守るよ」とは言ってくれていないわけです。

米、イラン沖で有志連合を結成へ 中東の船舶護衛
米、イラン沖で有志連合を結成へ 中東の船舶護衛 - 日本経済新聞
【ワシントン=永沢毅】米軍制服組トップのダンフォード統合参謀本部議長は9日、中東のイラン沖などを航行する民間船舶を護衛するため、同盟国の軍などと有志連合の結成をめざす方針を示した。これから数週間以内に参加国を募るとしている。トランプ大統領は日本など中東で石油を輸送する国々が自国の船を守るよう求めており、日本も対応を迫ら...

自衛隊が危険な場所に行けないのであれば、まず民間のタンカーを行かせるべきではないですよね。ガソリンの使用を制限された生活に耐えられるでしょうか?派遣に反対としている人の中には原発反対!という人も多くいるのではないでしょうか。
原発もダメ、ガソリンも制限、となると日本のエネルギー事情は私の住むマラウイよりも厳しいものになります。是非とも生活インフラの不安定なマラウイで一度生活してみて欲しいです(私は好きですけどね)。
中には「戦争に巻き込まれる!」とか「これから第三次世界大戦になる!」という方もいるようですが、イランの経済状況から見て戦争は相当難しいですし、トランプさんも基本的に戦争をしたい人ではありません。次の大統領選も控えてますからね。

自衛隊の中東派遣は私達の生活を守るため

今回、海上自衛隊は「調査・研究」という、どうにか派遣させる為のような大義名分のもとに派遣されるわけですが、やはり自国の船は自国で守るべきなのではないかと私は思います。
私達にとって重要な資源を運ぶタンカーが、危険な場所を少しでも安全に航行できるよう情報収集をして、無事に任務を遂行して頂ければと願います。

家族

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