アフリカ、マラウイの自転車タクシー「カバザ」にはどう乗る?

カバザ一団 ビジネス
カバザ一団
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アフリカ、マラウイでの短い距離の交通手段として「カバザ」(Kabaza)があります。カバンザ(Kabanza)、アバンドゥ(Abandu)、またはアダンバ(Adamba)と呼ばれる事もありますね。
「カバザ」とは自転車のタクシーです。
タクシーのように料金を払って自転車で2人乗り(または3人乗り)をして、目的地まで連れて行ってくれる自転車です。

マラウイでは庶民の足となっているカバザについて書いてみます。

私のマラウイ生活で得た個人的な経験ベースでお伝えします。

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アフリカ、マラウイの自転車タクシー「カバザ」とは?

リウォンデのカバザ

アフリカ、マラウイの「カバザ」(Kabaza)とは、自転車のタクシーを指します。市内の移動から数十キロの移動に使う場合もあるようです。
数百クワチャで移動が歩かずに移動できますし、大きな荷物があったり、長距離歩けない人にとってはとても便利な交通手段です。

都市部ではミニバスなどの交通機関が多くあるのであまり見かけませんが、ミニバスのバスステージ(停留所)や住宅街の入り口などで待機していたります。
都市部以外だと、農村部では多くのカバザがいますし、中規模都市の中心部ではそこらじゅうにカバザがいます。

マラウイの庶民生活における公通インフラとして、職業としてとても重要なものとなっています。

カバザにはどのように乗るのでしょうか?

アフリカ、マラウイの自転車タクシー「カバザ」の乗り方

ムチンジのカバザ

マラウイでカバザに乗る場合は特にルールはありません。とりあえ呼び止めればOKです。
カバザは荷台にマットのついている自転車ですので、普通の自転車とは違うのは一目でわかります。

カバザの座席
シートのみのハンドルの無いカバザ

呼び止めたらどこまで行きたいのか伝え、料金交渉します。
他の乗り物でも同じですが、料金は必ず乗る前に交渉した方がいいです。慣れないうちは必ずモメます笑

私は何度もカバザに乗っていますが、私の相場感覚だとMK100/kmくらいです。道の状況(悪路や坂道など)によっても料金は変わるような気がします。
あと、地域によっても相場が少々変わります。

料金交渉が終わったら、後ろに乗って座ってるだけです。オペレーター(カバザの運転手)が一生懸命自転車をこいで連れて行ってくれます。

カバザには後部座席のシートだけでなくハンドルがついているものがあったりもするのですが、機能面以外にも自転車を目立たせるための色々なデコレーションがされていたりします。
地域ごとに特色があったりする事もあるので面白いです。

マラウイでたくさん目にするカバザなのですが、カバザは儲かるビジネスなのでしょうか?

アフリカ、マラウイの自転車タクシー「カバザ」のビジネス

カバザ

マラウイでのカバザは、初期投資が比較的少なくてもできるビジネスです。
自転車を手に入れることができれば、後はお客さんを見つけてこぐだけですので体力があれば稼げる仕事になります。

体力が必要な仕事ですので若い男性が多いですね。たまに年齢のちょっと高い人も見かけますが、女性のカバザは見た事がありません。

自転車の車体は1台MK20,000~MK40,000(約2,900~5,800円)で購入可能で、後は後部座席のシートやハンドルの取り付けなどの改造費が必要になります。
当然ながらマラウイですので、自転車は基本的に海外から流れてきた中古品です。インドから来るものが多いそうです。

自分で自転車を所有していなくても、自転車を貸している会社もあるようで、オペレーターが1日数百クワチャで自転車をレンタルして仕事をしています。
全体の20%ほどがレンタルの自転車を使用しているカバザのようです。

カスング(マラウイ第6位の人口の都市)のオペレーター(年齢は20代前半)と話をした時には、彼は一日にMK3,000~5,000ほど稼ぐことができると言っていました。
もちろんオペレーターや地域によって異なりますが、1日にMK1,000~3,000くらいが平均的なようです。この辺はオペレーターそれぞれのお客さんをつかまえるビジネススキルがモノを言っているようですね。
2020年5月時点で、マラウイの最低賃金は日給ベースでMK1,346(約196円<2020年5月レート>)です。最低賃金は法律で決められていますが、実際は最低賃金以下で働いている労働者は多くいますので、それを考えるとなかなか良い仕事です。

カバザや自転車が生活の中に入り込んでいるマラウイですので、それに関連するビジネスも多くあります。
よく目にするのが自転車の整備士です。
幹線道路や人通りのある道を歩いていると、道端で自転車を直している人をよく見かけます。マーケットエリアだと確実に2,3か所は見かけますね。

マラウイでは地理的にも経済エリアが広がってきており、それに伴って人(特にビジネス従事者)の移動距離が長くなってきているとの事で、カバザビジネスは拡大していっているそうです。

そのカバザですが、色々とマラウイ国内で問題も出ています。どのような問題なのでしょうか?

アフリカ、マラウイの自転車タクシー「カバザ」の問題点

マラウイ警察

マラウイで問題となっているのは事故です。
カバザを行うこと自体は特に問題はなく、2人乗りや3人乗り、過積載などで警察に捕まることはないそうです(法律的にどうなのかはわかりませんが)。
しかし、カバザが多くなっていることにより自転車事故が多くなっているとのことで、北部のムズズと自転車の数を減らそうとしている中部のサリマで自転車を減らす施策をしています。

ムズズでは警察により事故などを起こした自転車を一定期間没収しています。また、違法に自転車を没収するようなことも報告されており、カバザのオペレーターのデモが起きる事もありました。

サリマでは自転車事故件の数を削減を目指してカバザの数を減らそうと、「自転車タクシー運営費」を導入して、カバザ業を登録制としました。
登録者は2日間の講習も受けなければならないそうです。

マラウイではカバザ以外にどのような交通手段があるのでしょうか?

アフリカ、マラウイのカバザ以外の交通手段

カバザ以外のマラウイでの移動手段は以下のようなものがあります。

  • トゥクトゥク(都市内)
  • バイクタクシー(中距離)
  • タクシー(短距離~長距離)
  • ミニバス(都市内~長距離)
  • シェアタクシー、ヒッチハイク
  • (郊外~長距離)
  • コースターバス(長距離)
  • ビッグバス(長距離)

ちなみにトゥクトゥクは首都でしか見かけた事がありません。
ミニバス、タクシー、ビッグバスとコースターについてはこちらの記事を読んでみてください。

まとめ

街のカバザ

マラウイでは都市部の繁華街を除くと、自転車タクシー「カバザ」が色んなところで利用できます
特に荷物を持っていたりするとすぐ使いたくなってしまいますね。
あと、カバザに乗ると多くの場合オペレーターがたくさん話かけてきますので、色々なことを聞く事ができて楽しいです(私が外国人だからかもしれませんが…)。

安い料金でそれなりに長距離でも乗せてくれますので、マラウイで地方を訪れた際には一度乗ってみてください。

チョロの林

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