アフリカ、マラウイにはいわゆるスーパーマーケットがちゃんとあります。
いくつか大きなチェーン店がありますが、中~高所得者や外国人に人気のスーパーマーケットの一つである「ショップライト(SHOPRITE)」について書きます。
私のマラウイ生活で得た個人的な経験ベースでお伝えします。
アフリカ、マラウイにあるスーパーマーケット「ショップライト(SHOPRITE)」とは?
ショップライト | マラウイ
https://www.shoprite.mw/
ショップライト(SHOPRITE)グループは南アフリカ共和国に本社を置く、アフリカの15カ国に3,000店近い店舗を持つアフリカ最大のスーパーマーケットチェーンです。
マラウイには大型スーパーマーケット形態のショップライトが、国内に4店舗展開しています。
大型店舗以外には「Usave」という形態で、大型店より安価な商品を販売して、敷地面積も小さい店舗が中規模都市に点在しています(Usaveが何店舗あるかは不明です)。
先進国にあるスーパーマーケットと同じような商品が売られており、ショップライトに行けば欲しい食品はだいたい手に入るはずです。
ただ、当然ながらローカルのマーケットや、小規模の庶民向けスーパーマーケットに比べると価格は高めです。それでも、自社商品を展開していたり、モノによっては安い商品も見つけられますのでとても便利です。
マラウイ国内のどこにショップライトがあるのでしょうか?
アフリカ、マラウイのスーパーマーケット「ショップライト(SHOPRITE)」はどこにあるの?
大型スーパーマーケット形態の店舗が国内に4店舗あります。
北から順に紹介します。
ムズズは街の中心、マペレ(Mapele)にあります。
首都リロングウェには2か所あります。
ゲートウェイモール(Gateway Mall)内とエリア4にあります。
ブランタイヤはチチリにあります。
これらの大型店舗以外に「Usave」という形態で小規模のスーパーも展開しています。
中規模都市にある印象です。全国に何店舗あるのかはわからないのですが、私が見つけた限りでは、リロングウェ、カスング、ゾンバ、リンビにあるのを確認しています。
大型店舗よりも価格の安い商品が置いてあります。
ほぼどの店舗も平日は朝から夜までやっていますが、土日は営業時間が変わるので注意が必要です。
特に日曜は昼までとしているところが多いので、買い物に行く際は確認しておきましょう。
では、ショップライトではどのようなものが買えるのでしょうか?
アフリカ、マラウイにあるスーパーマーケット「ショップライト(SHOPRITE)」で何が買えるの?
欧米系のスーパーマーケットと同じような商品が手に入ります。
生鮮食品・冷凍食品・加工食品・日用雑貨・飲料(お酒も)・パン、と何でも売っていると思います。
ただ、これはマラウイに限ったことではないですが、日本人は食に関して独特な文化がありますので、日本人にとっては充分ではないかもしれません。
ちなみに、日本食は売っていません。
マラウイで日本食を手に入れられる場所はかなり限られていますので、日本食については別記事で書きたいと思います。
他のスーパーと比較して、私の感じるショップライトの特色は以下の二つです。
- 品揃えが豊富
- 自社ブランド商品
品揃えが豊富
商品点数が多いというのもあるのですが、価格帯も幅があると思います。
やはり基本的に高いは高いのですが、中所得者でも購入できるような商品もあるので現地のマラウイ人にも人気のあるスーパーです。
生鮮食品、特に肉の種類が多いのも特徴だと思います。
冷凍の魚もたくさん売っています。
海の無いマラウイで冷凍でも臭くない魚を探すのはなかなか大変なので助かります。
ショップライトの大型店舗は大きなショッピングモール内かその隣接したところにあるので、まわりに色んなお店があって買い物が便利というのも特徴だと思います。
自社ブランド商品
ショップライトはアフリカ最大のチェーンスーパーだけあって、自社ブランド(プライベートブランド:PB)商品が豊富です。
安くて質の良い商品が手に入るのはありがたいですね。
マラウイのショップライトはどのような人が利用しているのでしょうか?
アフリカ、マラウイにあるスーパーマーケット「ショップライト(SHOPRITE)」は誰が使うの?
マラウイのショップライトでは中所得者~高所得者と外国人が利用している印象です。
先進国にあるようなまともなスーパーマーケット(と言っては失礼かもしれないが…)が少ないので、外国人の利用者は特に多いような気がします。
ショップライトを訪れるとNGO関連の知り合いやに遭遇することが多いです。
すでに書いたように商品の価格帯が広いので、高所得者以外にも色んな人が利用しているようです。
私の同僚はマラウイでは中所得者に入りますが、月に数回はショップライトに行って買い物をすると言っていました。ただ、高所得者や外国人のようにカートに山ほど買うようなことはせず、ショップライトでしか買えないものやプレゼントのような高価なものが欲しい時に行くと言っていました。
いずれにせよちょっと特別感を感じながら買い物するようですね。
それでは、私がどのような時にショップライトを使っているかお伝えしたいと思います。
私がアフリカ、マラウイにあるスーパーマーケット「ショップライト(SHOPRITE)」を使う理由
私は基本的に肉以外の食品はローカルのマーケットで手に入れていますので、スーパーマーケットに行くのは週一回くらいです。
自宅からは徒歩圏内にショップライトがありますが、他のスーパーマーケットもあるので月に一回くらいで行ってるんじゃないかと思います。
私がショップライトに行く一番の理由は「豚肉」です。
ローカルのマーケットでも肉は手に入るのですが、衛生面を考えて買わないようにしています。豚肉もたまに売っているのですが、仕事に支障が出る可能性を考えるとちょっと買えません。
マラウイでは豚肉は牛肉や鶏肉にくらべると少し人気が落ちますので、売っている場所がスーパーマーケットでもそれほど多くありません。加工や保存が少々大変なので商品として取り扱いにくいというのもあるかもしれません。
しかし、ショップライトでは、種類はとても少ないですが冷凍の豚肉が手に入ります。
豚肉を取り扱う専門店や精肉店もありますが結構高いので、冷凍でも価格の手ごろな豚肉が手に入るのはありがたいです。
あとは、自社ブランド商品ですね。
マラウイでは先進国のような商品は総じて価格が高いので、同等の品質のものが安く手に入るので助かっています。
特にスパイスやソース、缶詰のような商品が多いのでよく買っています。
まとめ
都市部に住んでいればショップライトに行くと大抵のものは手に入りますし、郊外に住んでいたとしても月に一度の買い出しなどでかなり重宝するはずです。
価格も安いものから高い品質の良いものまで色々あって便利です。
マラウイで生活するなら欠くことのできないスーパーマーケットです。
マラウイに長期滞在する際には、最寄りのショップライトを活用してマラウイ生活
を楽しんでください。
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