今話題の新型コロナウイルスとは? | 感染原因と対策

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今現在2020年1月26日時点で、人口1100万人都市である中国の武漢を中心に新型コロナウイルスの感染が広がっています。
このコロナウイルスとはなんなのでしょうか?
今回はこの新型コロナウイルスについて書いてみようと思います。

目次
新型コロナウイルスの感染源と感染経路
新型コロナウイルスの潜伏期間と感染後の症状
新型コロナウイルスは人から人へ感染するのか?
新型コロナウイルスに対する専門家の懸念
新型コロナウイルスの予防方法
新型コロナウイルスに対する各国の対応
マラウイでの新型コロナウイルス報道
新型コロナウイルスと猫コロナウイルスとは別物
まとめ

私は今現在(2020年1月)アフリカのマラウイに住んでおり、日々情報収集の為に日本のメディアだけでなく、現地新聞や海外メディアの報道もチェックしています。
時には日本では報道されない(しない)情報もたくさん目にします。
その中で、コロナウイルスの特集をThe Guardian誌とBBCで見つけましたので、それをまとめてみようと思います。
情報ソースは以下の3記事です。

The Guardian | What is the coronavirus and how worried should we be?
https://www.theguardian.com/science/2020/jan/25/what-is-the-coronavirus-wuhan-china-virus-symptoms

BBC | Coronavirus: How worried should we be?
https://www.bbc.com/news/health-51048366

BBC | China coronavirus: 2,000 infected and more than 50 dead
https://www.bbc.com/news/world-asia-china-51254523

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新型コロナウイルスの感染源と感染経路

今回のはコロナウイルスは新種のものとされています。
これまでのコロナウイルスは動物から感染するとされています。以前に中国で発生したSARSや中東でのMARSもコロナウイルスの仲間で、この二つはコウモリによって媒介されたとされているが、はっきりはしていないようです。
2002年のSARS流行時には、世界37カ国で8,000人以上が感染し、750人以上が死亡しています。MERSの時は感染力が弱いものの、致死率は高く2,500人の感染者のうち35%の方が亡くなったそうです。
今回の感染源も動物ではないかとされています。武漢の街の中心にはマーケットがあり、そこから感染が始まったのではないかと推測されていますが、感染源、感染経路共に調査中のようです。

肉屋

新型コロナウイルスの潜伏期間と感染後の症状

潜伏期間はまだはっきりしていませんが、ある程度の期間は体内に潜伏してウイルスが増えていくようです。
この新種のコロナウイルスは肺炎を引き起こします。せきや発熱、呼吸困難ともない、重症になると内蔵の機能不全を起こします。一般的な抗ウイルス薬は効かず、回復するには罹患者の免疫力次第となります。
これまでの亡くなった人々の多くは健康状態の悪い方々だったようです。

薬

新型コロナウイルスは人から人へ感染するのか?

人から人への感染は中国当局によって確認されています。1月24日の時点で中国側は1000人以上の感染者と41人の死者が発生しており、北京や上海を含む国内13州で感染者が確認されているとの事です。(2020年1月26日BBC報道では約2000人が感染し、56名が死亡)。
国外では、香港、マカオ、日本、ネパール、シンガポール、韓国、台湾、タイ、アメリカ、ベトナムで感染者が報告されています。

病院

新型コロナウイルスに対する専門家の懸念

当初1月24日から始まる春節のために多くの中国人の移動が予想されていましたが、お祝いの多くはキャンセルされ、武漢やその他の都市も閉鎖されました。
現在のところは他の感染症と同じく、健康状態の良くない人々への感染が懸念されているという事です。
また、問題点の一つとして、感染者の症状が広いことが挙げられます。ある人は軽い症状であったり、またある人は重くなっていたりしており、これによって感染者の数や感染予防が難しくなっているようです。

医者

新型コロナウイルスの予防方法

下記の方法が予防方法とされています。

・手洗い
・体調をくずさない
・マスク着用
・感染者に近寄らない

手洗いと体調管理については風邪予防などと同じですね。これはやっておいた方がよさそうです。感染後に死亡にいたった方々は健康状態が良くなかったようですので、体力をつけて元気に生活していれば感染しても回復できるのではないでしょうか。

マスクについては賛否あるようで、ウイルスが小さいとマスクでの予防はできないそうです。ここはまだはっきりしていないところですので、とりあえずしておいて損は無さそうです。

4つ目の「感染者に近寄らない」というものですが、これはなかなか難しいですよね。「中国人に近寄るな」とか「中国人を入国させるな」という方もいるようですが、どちらも色んな意味で難しいと思います。
手洗いと体調管理が私達のできる現実的な方法な気がします。

新型コロナウイルスに対する各国の対応

アメリカの対応は早く、中国からの航空便の検疫強化をすぐに始め、武漢在住米国人を退避させるためのチャーター機を手配する事を発表しました。
これに引き続き韓国、ロシア、フランスも同様の対応手続きを始めましたが、日本政府はこのような動きをしている報道は今のところ出てきていませんし、検疫も他国に比べて簡易な方法を取っています。
これで国民を守る事はできるのでしょうか…。

アメリカに続いてロシア、中国、韓国、フランスも…自国民を武漢から退避させる動き
https://times.abema.tv/posts/7038878

※追記
この記事の投稿2時間前に首相が邦人帰国希望者を日本へ退避させる意向を発表したようです。

マラウイでの新型コロナウイルス報道

マラウイにも他のアフリカ諸国と同様に中国人や中国企業が多く入っていますので、コロナウイルスについて報道はされています。しかしそれほど大きなニュースにはなっていないような気がします。
今は国内の大統領選挙の問題が一番の関心事なので、それどころではない、といったところですね。

新型コロナウイルスと猫コロナウイルスとは別物

ちなみにですが、猫コロナウイルスというのもあるのですが、これは別物です笑
こっちは人に感染しないので大丈夫です。

まとめ

まだこの新種コロナウイルスについては調査や研究が続いていますし、感染経路、感染率などまだ誰にもわかりません。
現時点では死亡率は3%ほどで、健康であれば死にいたるわけではなさそうです。
しかし、ウイルスですのでこれから突然変異する可能性も大いにあります。
インフルエンザ予防と同じように、体調に気を付けて手洗いをしっかり行い健康に毎日を過ごしましょう。

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